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計算ミスの無くしかた 2

 前回は計算ミスの中でも暗算にたよりすぎるために起こる計算ミスの無くしかたについてお話しました。


 今日は、起こった計算ミスをいかに発見するかという「見直しによる計算ミスの無くし方」のお話をしたいと思います。


 見直し、というのもよく学校の先生や塾の先生から「見直しなさい!」「すばやく解いてひととおり見直しをするんだ!」と口うるさく言われた記憶のある方も多いと思います。ですが、この見直し、なかなかくせ者なのです。


 塾や家庭教師で生徒さんに見直し方法を聞くと次のような答えが返ってくることが多いものです。「まず一度全部といて、それで、初めからもう一度やり直します」「一問といたら見直します」なるほど、一見悪くないように見えます。


 ですが、その生徒さんの答案、計算ミスが多いんですね。「本当に見直ししたのか!!」と思いたくなりますが、これはその生徒さんが悪いわけではありません。見直し方法を変えるだけで変化が起きます。


 そういった生徒さんには次のようにアドバイスします。まず、人間というものはそんなに考え方が柔軟に変わる生き物ではありません(天才は除きましょう)。

 ですから、ほんのついさっき自分が解いた計算問題をもう一度同じやり方でやり直したって同じミスを繰り返すことが多くなってしまうのですよ。

 だから、もし見直すなら違った方法で計算して見直すことが必要ですよ。


 どういうことでしょう?例えば次のような計算を見直すときです。


 3×2×5÷2÷3×4×3÷2


Aさんは次のように計算しました。


「まず3×2×5で30と書いて、÷2÷3だから6ね、×4で24、×3で72、÷2で36」


 さぁ、正しいでしょうか?見直すときはどうしましょう?違った方法でやってみましょう。


「順番を変えてやってみよう。3÷3で1ができるわね(3と÷3に斜線)、2÷2でも1(2と÷2に斜線)、残ったのは、5×4×3÷2で、30!あれ違う…」


 ここで、先ほどの計算を見直して見ましょう。Aさんがやった計算で少し雑なところがありますね、÷2÷3を一度にやってしまっています。ここに落とし穴はないでしょうか?


「あ!÷2と÷3を一度にやるなら÷6にならないと!÷5にしちゃってる!」


このように、見直す時に違った方法でやることで、効率よく見直しができます。


次回は、視点の注意の移動による見直しのしかたをお話します。

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