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北海道、札幌で家庭教師をする意味

『プレジデントFamily』の12月号に、
「東大・京大に入りやすい都道府県ランキング」
という記事が載っていた。
各都道府県の高校の卒業生を分母とし、
東大・京大の合格者数を分子として比較したものである。

これによると、東大または京大に入りやすい都道府県の
1位は奈良。2位が京都、3位が兵庫で、
以下、東京、大阪と続く。
北海道はというと、47都道府県中42位であった。

それは地理的な問題だという可能性はすぐに思いつく。
それならば、北海道は距離的に遠いからという言い訳もできる。

このことを考慮して、国公立大学の医学部に入る割合について
比較したランキングも掲載されていた。
それでも1位はやはり奈良。
北海道は、少しは上がるが、27位であった。

この結果だけ見れば、
「北海道は教育熱が低い」という話だけで済みそうなものだが、
恐ろしいのは、もうひとつのランキングだ。

2003年度、「高校生一人当たりにかかる教育費」ランキング。
高校生一人当たりにかかった教育費の平均を比較したものだ。

1位は東京で、1,566,320円。
そして北海道、なんと7位で、1,315,004円である。
奈良は驚くほど低く、39位で1,021,483円だった。

つまり北海道は、多額の教育費を費やしているにもかかわらず、
全国的にみて学力が芳しくないと考えられる。


こうなると、教育を提供する側の質の低さという可能性に行き着く。
同じ費用をかけても、
本州と北海道とでは、得られる教育の質が違うということだ。

これは教育に従事する者たちの問題であると同時に、
受ける教育を選択する消費者の目が肥えていないという問題でもある。


ここ札幌で我々が家庭教師を行う意味はここにある。

まずは札幌市の消費者に賢くなっていただくこと、
そして、賢い消費者に選んでいただけるような質の高い指導を追究すること、
それが我々の義務であり、使命であると考えている。




 参考

プレジデントファミリー12月号より(手のひらを太陽に)
東大・京大に・・・ (教育パパ日記 「積小為大」)
奈良県が1位獲得!!(Dr.まさっちの研究室)
頭のいい子の勉強部屋  わが子が輝く学校選び 「東大・京大」に入りやすいプレジデントファミリー(PRESIDENT Family) :<2006/10/18>都道府県ランキング (雑誌『プレジデントファミリー(PRESIDENT Family)』専門)
復活!! (前髪は目にかかってないと落ち着かない。俺、野球部。)
東大・京大に入りやすい都道府県ランキング(奈良ならでは)
勝ち組(しずない通信 静内いんでな~い)
医学部合格率の罠 (高井田の日常。)





札幌だけの家庭教師「考動力研究会」


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コメント


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先ほどコメントもらいました。

この記事とても面白いですね。
参考になりました。

私は愛知出身なので愛知が気になる所です。

taji | URL | 2006年11月12日(Sun)22:41 [EDIT]


私のブログへのコメント&トラックバック
ありがとうございました。

東大・京大だけがすべてではありませんが,
教育の質の地域格差を示すデータとして,
ある程度の指針になる,
とこの記事を読んで思いました。

Dr.まさっち | URL | 2006年11月13日(Mon)12:55 [EDIT]


コメント トラックバックありがとうございます。

教育の質って、地域差がありますよね。
我が地域は、競争するという環境がゼロ。いろいろなことを見聞きすれば、もっと、どん欲になるのでは?と思ったりもしますが・・・。
それも、のびのび育児でいいのかなぁと思う反面、本当にいいのか?と、親の焦りもあります

はなみ | URL | 2006年11月13日(Mon)12:55 [EDIT]


>tajiさん

コメントありがとうございます。
愛知県は東大・京大ランクが13位、
教育費は41位でした。
すばらしいですね~。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月14日(Tue)01:52 [EDIT]


>Dr.まさっちさん

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、東大や京大だからすごいというものではありませんが、
このような地域差ができる背景にある要因を考えるのは大事ですよね。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月14日(Tue)01:55 [EDIT]


>はなみさん

コメントありがとうございます。
難しい問題ですよね。
いい学校に入っておけば人生の選択肢が増えるのは確かだと思いますが、
いい学校に入るために選択肢を制限してしまっては本末転倒ですし・・・。
でも焦っているのは親ばかり、だったりするんですよね(笑)

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月14日(Tue)02:02 [EDIT]


静内人と申します。
コメント&TB有難うございます。

以前に道東で塾講師をしていたことがあって、主に中学生を教えていました。北海道のそのまた地方というのは、二重の学力地盤沈下が起きています。家庭での基本的な国語力(語彙力・論理的思考力など)の欠如もありますが、それ以上に公立学校の教育が破壊されているというか、放棄されているのでは?と思うことが多々ありました。

私のブログ記事は、エリーティズムを問う!というような内容ですので、貴記事とはちょっと問題設定が違うようです。しかし、それとは別に、仰る通り、北海道の教育の質の低さは本当に問題です。子どもたちの可能性を奪うと言っても過言ではありません。正直、子どもの教育は学校まかせには出来ないなーと思っているところです。

静内人 | URL | 2006年11月17日(Fri)16:11 [EDIT]


あまりこうしたデータで煽ることになると、本末転倒ではあります

まあ、Drまさっちさんんの言う通り、東大京大という、ごく一部の学校に進学する都道府県別ランキングだけで、教育の質が低いとか、費用をつぎ込んでいる割に芳しくない、などと即断するのは、少々危険かなとも思います。言うまでもなく、皆が皆東大京大を目指している訳ではないのですから・・・。ただ、確かにひとつの参考程度のデータとして、加味して対策を考えるには良いのかもしれませんね。
教育の質が高い、低い、というのは、必ずしも難関大学に進学率が多いから良い、少ないから悪い、ということとは分けて考える必要もあると思うし、この手の話は感情的に煽る部分も無きにしも非ずだと思うので、問題がある部分は積極的になって、能力をより伸ばせる環境作りはすべきだと思います。あとは、あまり地域のせいにせず、あとは個々が目標があるのなら、どれだけ頑張れるか、ということにもなると思います。どこにいても、頑張れる子実力を出せる子は出せるのですからね。あまり、地域差などということを過剰に演出するのではなくて、どこであろうと、現状より更に良くすべきフォロー
を考えれば良いだけだと思います。

akira | URL | 2006年11月20日(Mon)16:14 [EDIT]


>静内人さん

わざわざお越しいただきましてありがとうございます。

北海道内の地方における教育問題については、
しばしば話題に挙がることはあるのですが、
実際に自分の目で確かめることがなかなかできないため、
実際にそこで指導していらした方の意見は非常に参考になります。

経済的な不振や、過疎なども大きくかかわっている問題だと思います。
例えば学校の教師に関していえば
札幌へとんでいったベテラン教師がなかなか戻ってこないことなどを見ると、
確かに「放棄」といっても言い過ぎではないのかもしれませんね。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月21日(Tue)04:32 [EDIT]


>akiraさん

コメントありがとうございます。

このような感情的に煽るタイプのデータを妄信してしまうと
本末転倒であるというのは、全くもっておっしゃる通りです。
今回の記事では、結果的にそういう側面が強くなってしまったかもしれません。
貴重なご指摘ありがとうございます。

とはいえ、個人的にはやはり教育のバックグラウンドとしての
地域差を考えること自体は意味のあることだと思っております。
例えば、中学受験に熱心な地域とそうでない地域とで、
結果的にどちらのほうが出費が多くなる傾向があって、
どちらのほうが希望の進路に進める傾向にあるか、
といった統計データから
中学受験の効用の目安とすることなども可能だと思います。

よろしければまたいらしてください。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月21日(Tue)04:35 [EDIT]


トラックバックありがとうございました。

私の記事では深く書きませんでしたが、奈良県1位の実態は、
1.有名私立高校が立地(大阪在住・京都在住の生徒も多いが、カウントは奈良県でされている)
2.いわゆる「底辺校」が少ない。
3.ある学校の京都大学医学部保健学科への大量合格(近年短期大学から4年制になった学科で難易度は京都大学の中でもかなり低い。)
が大きく効いています。確かに教育熱心な県ではありますが、2位と2倍の差をつけるのは異常です。

高井田 | URL | 2006年11月28日(Tue)19:03 [EDIT]


>高井田さん

コメントありがとうございます。
高井田さんのブログの記事は大変参考になりました。

統計というものは本当にいくらでも嘘がつけるものですから、
扱うときにも見るときにも注意が必要ですよね。

当記事で採り上げた「教育費」についても
どこまでを含めるか等、詳細は書かれていませんでしたよね。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2006年11月29日(Wed)01:12 [EDIT]


北海道人はやはり北大を目指してからだと思いますよ。
親は経済的にも自宅から通える大学を望んでいますし、自宅を離れるとしても電車などで帰宅できるところを目指すとなると、おのずと道内の大学を選ぶのではないでしょうか?
ただそれだけの理由なのでは?

カルゴン | URL | 2007年01月18日(Thu)19:00 [EDIT]


>カルゴンさん

コメントありがとうございます。

なるほど、確かにカルゴンさんのおっしゃるとおり、
北海道は地理的に他の都府県とは隔離されているような面もあるので、
単純に他の地域のデータと比較するわけにはいかないかもしれません。

しかしながら、北海道大学にも立派な医学部があるんです。
また、教育費のランキングについていえば、
基本的には塾や家庭教師の単価は北海道はむしろ安いほうのはずです。
にもかかわらず教育費ランキングで上位に位置しているということは
十分なコストパフォーマンスが得られていないとは考えられないでしょうか。

また、大学選択に関していえば、
北海道内には魅力的な私立大学が少ないという問題もあると思います。
国公立に行かない学生たちが、より良い私立校を求めて
道外に出て行くという現象も現実に起こっていますね。

札幌だけの家庭教師「考動力研究会」代表 赤坂 | URL | 2007年02月05日(Mon)16:11 [EDIT]


 

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